育てること・・・

 

子育てをして、人は一人前に育つ・・・
そんな言葉を聞いたことがあります。
私には娘が一人居ます。
確かに子育ては人を成長させると、物凄く感じています。
でも、自身の子でなくても、犬や猫、はたまた様々な命を育てることで、それは体感できるとも思うのです。

 

家には猫が一匹居ます。名前は「はる」。
猫の知能は、平均的に人間の2歳児程度だと言われています。
犬ならもう少し知能は高いです。
はるは今年の春6歳になります。
でも、中身は完全に2歳児(^^;)
何を注意しても、すぐに忘れてしまいます。
逆に執着は物凄く、大好きなものはとことん狙い続けます。

 

はるを育て、子育てとよく似ている、否、ほぼそれに等しいと感じています。
猫は言葉を持ちません。
そして表情も殆どありません。
だから何を考えているのか、最初はちっともわかりません。
でも今は、目で訴えているのが何となく分かります。
猫は怒っても直ぐに忘れます。
だからすぐに同じことを繰り返します。
始めは物凄く苛々させられました。
でも、娘が幼児の頃も同じだったので、考え方を変換し、怒るのではなくその原因を取り払うことにしました。
猫の移動しやすい家具の置き方、割れ物は猫の飛び乗れない場所に、口にしてはいけない食べ物は冷蔵庫へ・・・
そうして、色々なことを猫目線で考えることにしたのです。
すると、はるは自由に過ごせ、私は苛々することなく生活することが出来るように。
引き取った時、はるは夜行性でした。
夜中に走り回る大運動会もありました(^^;)
でも一緒に寝る生活が始まると、猫なりに人に合わせようとしてくれ、眠ってくれるようになりました。

 

怒る時は、怒りに任せてはいけません。
冷静に、怒ってげんこつをぶつける振りをして、軽くこつんと当てるように。
人が思い切り殴れば、小さな猫など骨折してしまいます。
そして愛情をこめて叱ります。
根気よく、そして出来なくても許してあげること。
叱った後は、大好きだと言って抱きしめること。

 

子育ての時、何故出来ないのだと苛々して苦しんだ経験があります。
それは出来ることを仮定しているから。
でも、出来なくても良いのだよ、とその子の個性を認めてあげたら、それは解消してしまいました。
どの子も一個性。
教科書通りにはいかない。
大切なのは目の前にいる「その子」を認めてあげること。
それは動物も同じ。
賢い猫ちゃんはたくさん居ても、はるはその子たちのようには出来ないことも多い。
でも、はるははるなりに私たちが大好きで、一生懸命に合わせようとしてくれている。
それがとても愛おしい。

 

言葉を持たない動物と向き合うことで、自身の思い通りにいかない不自由さを思い切り感じることを経験しました。
そしてそれは、自由という意味をはき違えていた自分に気付くことになったのです。
何かを愛するということは、自身の時間を分けてあげること。
人は一人では生きていられない。
人生は自分だけのものでは無いことを、小さな命を育てることで学ぶことになったのです。
私は、掛けた時間の数だけ、とても大きな愛情を貰っています。
今、とても満ち足りています。

 

この世界には、人の愛情を必要とするたくさんの命があります。
貧しい国や親を失った子供たち、保健所で命の灯を消しそうになっている動物たち。
荒れ果てた森、追いつめられた野生動物たち・・・
様々な形で、「育て」は出来ると思います。
僅かでもその「育て」に参加できたなら、人の心は今よりずっと豊かに育っていくのになぁ、そうしみじみと思うのです(*^_^*)

 

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